ピルとは、卵胞ホルモン、黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが含まれた薬です。
毎日1回服用することで排卵を抑制する効果があります。
さらに、28日周期で規則正しく生理が来るようになります。
コンドームを使用していても、装着方法が正しくない場合や外れたり穴が開いたりした場合、15%の確率で避妊に失敗してしまいます。
低容量ピルを適正に内服している場合、99.7%の避妊効果があります。
ピルを飲むことで、以下の効果が期待できます。
「大人ニキビの改善」「生理痛・生理量の減少」「生理前不順の軽減」「卵巣がん・子宮頸がん・子宮内膜症のリスク減少」
自然なホルモンバランスに近いお薬です。
レボノルゲストレルという黄体ホルモンの種類であり、不正出血や副作用が起きにくいと言われています。
1日1回1錠を28日間連続でなるべく決まった時間に内服します。
休薬期間用の偽薬があるため、習慣化しやすく飲み忘れ防止につながります。
お薬 | 価格/1シート |
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トリキュラー | 3,980円(税込) |
一般的な副作用として、以下のものがあげられます。
不正出血(12%)、嘔気(7%)、体重増加(5%)、乳房の張り(4%)、頭痛(4%)
これらの副作用は、ピルを飲み始めた時期に症状が出現することがありますが、
多くの方は内服を継続することで改善していきます。(通常3ヶ月以内に改善)
重篤な副作用として、ごく稀に血栓症を発症する場合がございます。
血栓傾向のある方にはピルの処方は推奨できません。
定期的な採血や対面での診察が必要であることから、かかりつけの病院がある方を対象としています。
ホルモン量が少ないものから赤、白、黄色の3種類に色が分けられています。
もっともホルモン配合量が多い黄色の錠剤を増減させることで、生理のタイミングを調整させる仕組みです。
トリキュラーを最後に服用してから48時間以内に飲み忘れに気づいた時点ですぐに1錠服用します。
翌日のトリキュラーはいつもの時間に服用してください。
トリキュラーを服用するとニキビなどの原因である皮脂の過剰分泌を抑制できるため、肌荒れやニキビ改善に効果が期待できます。